ISUL EXTRA VIRGIN OLIVE OIL
スペインのクラフトマンシップを感じられる最高の一品
家族経営のオリーブ農場で、丹精込めて栽培したアルベキーナ(arbequina)品種のオリーブの実を、家族経営の搾油工場で、伝統的な冷圧搾法で搾油した、無濾過の有機エクストラバージンオリーブ油です。
(※ここで言う有機とは、欧州の有機認証を指し、有機JAS認証ではありません。)

<家族経営>
家族経営は、1996年に一番目のオリーブの木を植え、有機事業団体に加盟したときに始まります。先祖代々引き継いできた土地で、オリーブの栽培からオリーブ油の搾油、瓶詰、出荷に至るまで、一貫して三兄弟ファミリーで行い、管理しています。
<オリーブ農場>
エル・カスカホ(El Cascajo)と呼ばれる浅いカルスト地形にある家族経営のオリーブ農場は、イェルガ山とエブロ川の間のアルファロ(La Rioja)に位置します。
EUの規制に準拠した有機農法により、植物検疫措置(防虫剤、殺虫剤等)や化学肥料の使用を一切せずに、天然資源をより尊重し、オリーブを栽培しています。


エル・カスカホ(El Cascajo)の栽培方法ですと、1本の木あたり、数キログラムのオリーブの収穫量が減るので、その分、利益も減ります。しかし、この栽培方法ですと、オリーブ自体に、消費者にとり有害な残留物質が全く含まれませんので、安心安全です。また、地下水、大気、地層などに有害な亜硝酸塩や廃棄物質によって、環境汚染される危険がないという点についても言及する価値があります。

ISUL有機エクストラバージンオリーブ油は、このエル・カスカホ(El Cascajo)で栽培されたアルベキーナ(arbequina)品種のオリーブから生まれます。(以下よりエクストラバージンオリーブ油をEVOOと略します。)

<ISUL EVOOについて>
1LのISULを得るのに、自家農場で採れた半熟アルベキーナオリーブを、惜しげもなく約7kg使います。良質な原料で得られたISUL EVOOは、優れた品質特性と格別な味わいがあります。EVOOが本来あるべく健康的で料理に適した特性をすべて備えた名高い正真正銘の有機EVOOです。
ISUL EVOOの独特の味と香りにより、数々の賞を受賞しています。安定した味わいの継続性については、公式テイスティングと分析試験の両方で証明されています。この安定性は、スペイン北部の自家オリーブ農場の立地と栽培方法のお陰を以て実現されています。
オレイン酸 (一価不飽和脂肪酸) の含有率は最大値に達します。味覚が高く評価されているアルベキーナ(arbequina)品種のオリーブを使用していますので、特に地中海料理には欠かせません。
IOC(国際オリーブ協会)の品質基準によりますと、酸度が0.8%未満で、官能評価試験に合格したものだけが、エクストラバージンオリーブオイルと表示できることになっています。しかし、ISUL EXVOOの酸度は、IOCの基準を遥かに上回る0.1~0.19%を維持しています。これは、エクストラバージンオリーブオイルの中でも、最高品質であることを意味します。ISUL EXVOOならではの、一際まろやかで味わい深く芳醇な広がりをお楽しみいただけます。
※酸度とは、オイル100g中の遊離脂肪酸の量を%で表したものです。
ISULエキストラバージンオリーブ油の紹介(7 Rioja TV)
<オーガニック認証>
有機認証機関:CPAER(Consejo de la Producción Agraria Ecológica de La Rioja)
有機認証:EU Standard

<表彰と受賞歴>
ISUL EVOOの公式テイスティングと分析試験については、毎年好成績を収めています。また、ほぼ毎年、何らかのオリーブ油コンテストで受賞しています。2000年度のオリーブオイルコンテストEcoliva-Jaénに於いては、優勝した実績もあります。
オリーブ油の興味深い事実は、オリーブの品種の違いやその他の要因により味と香りの組み合わせが、様々変わるということです。例えば、収穫時期、栽培地域の局所気候、栽培地域の状態などです。
オリーブ油を購入するとき、健康的かどうかだけでなく、香りと味の組み合わせが自分好みであるかということも、判断する重要なファクターとなります。
<受賞歴>

Gold Medal D.O.P. – La Rioja 2020年、2021年、2022年、2023年

Gold Medal BIOL – Italu 2017年

Selected on International guide Flos Olei 2020年、2021年、2022年、2023年

AVPA Award París – France 2015年

Mezquita Award Córdoba – Spain 2020年、2021年、2022年、2023年

Ecotrama Award Córdoba – Spain 2010年、2013年、2020年、2022年

Silver medal Olive Japan – Japan 2018年

Premio ESAO – Valencia 2022年、2023年
<ISUL EVOOができるまで>
1.オリーブの栽培

有機農法でオリーブを栽培します。化学肥料、除草剤、或いは環境を害する有害残留物を生成する薬剤を一切使用していません。
2.収穫

11月には、オリーブの実を有機的に収穫し、すぐにオイルの生産を始めます。
3.洗浄

葉や小枝を取り除くため、空気と水でオリーブを洗浄します。
4.粉砕

このプロセスにより、オリーブが粉砕され、ISULの滴が放出されます。
5.混合
混合は最も重要なプロセスの一つです。粉砕したオリーブのペースト中に分散した油滴を一つの連続的な油相にまとめます。温度管理して加水はしないので、その結果、ペーストがより扱いにくくなり、得られるオリーブ油は減りますが、品質や香りに悪影響を及ぼすことはありません。
6. 遠心分離
混合後、ペーストは更にデカンタに送られ、2相に分離されます。一つの相は個体或いはオルホ(Orujo)で構成され、もう一つの相はオリーブ油です。最高品質のオリーブ油のみを得るために強制的な分離は行いません。これにより、不経済ですが、オルホ(Orujo)の一部のオリーブ油が失われることを指摘したいと思います。
※オルホ(Orujo)は湿った固形廃棄物と呼ばれ、プレスや連続三相デカンテーションプロセスに基づく伝統的な抽出方法によって生成されます。
オリーブ油のビタミンと香気特性を失わないようにするため、粉砕、混合、遠心分離は低温で行われます。
7. 自然澱引

遠心分離により得られたオリーブ油は、しっかりと密封されたステンレスタンクに一定の温度で保管されます。タンク中のオリーブ油と一体となっている水分と泥状沈殿物が自然と分離し、それらがタンクの底へと沈んでゆきます。上澄みのピュアなオリーブ油をデカントします。
8.ボトリング

デカントされたオリーブ油は、濾過されずにボトリングされるため、ビタミンや抗酸化物質が失われることはありません。オリーブ油の保存に最適な遮光瓶或いはカンを使用しますので、ボトリング後の急速な品質劣化を回避できます。
ISUL製造工程
<お薦めレシピ>
炒めても、仕上げのオイルとしても、ソースのベースとしても、美味しさを異次元に引き立てます。
アリオリソース
材料:レモンの絞り汁 10ml、ニンニク 5g、卵 1個、塩 4g、ISUL EXVOO 100ml
インゲンとハムの炒め物
材料:インゲン 500g、すりおろしニンニク 15g、セラーノハム 100g、塩 8g、ISUL EXVOO 40ml
(各材料の分量はお好みでどうぞ。)
アイナメと玉葱のソテー
材料:みじん切り玉葱 400g、アイナメ(骨なし皮なし) 1kg、塩 8g、ISUL EXVOO 50ml
(各材料の分量はお好みでどうぞ。)
<小売り用ボトルについて>
以下の容器をご用意しております。
・250ml 遮光ガラス瓶
・500ml 遮光ガラス瓶
・2.5L ティンカン
・5L ティンカン

<バルク用ドラムについて>
・1000kg IBC Tank等
ご希望の入数など予めご相談ください。
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